優しい心を育むカトリック教育

2019/01/08

恭賀新年

皆さん,新年明けまして,おめでとうございます。

 

 

2016年11月に始めたブログも,今年で3年目に入りました。今年もご支援,よろしくお願いします。続けるということは一番難しいことだと,このブログを始めてから,改めて認識しています。計画はしているものの,想定外の仕事が入ると,ついつい後回しになってしまうのが,このブログです。読者の方から励まされ,何とか続いているブログを,今年も続けようと,年の初めに決意しました。新年を迎え,ブログ継続の信念を新たにした,亥歳の元旦でした。

 

昨年の賢明学院のChristmasには,各所属のたくさんの保護者と,近隣の皆さん,また卒業生や教職員の知人・友人,そして在校生たちの友だちも参加して下さって,共に祈ることが出来た素晴らしい集いでした。参加して下さった皆様に,心より御礼申し上げます。今年もご一緒に,クリスマスの祈りを皆様と共に捧げたいと願っていますので,クリスマスにはぜひ,賢明学院へお越し下さい。昨年の各所属のChristmasの集いをふり返ってみると,共に祈ること・共に聖歌を歌うことで,参加して下さった人々共に,「いと高きところには栄光、神にあれ、地には平和、み心にかなう人にあれ」(ルカ214節)と,ベツレヘムの喜びの知らせを,分かち合えたと思います。

 

これから始まる亥歳の一年,世界が平和に満たされますようにと祈りつつ・・・。

 

教皇フランシスコのメッセージを今年の祈願としました。

すべての民族と文化の人々の間の兄弟愛。

☆異なる考えを抱いていても,互いに尊重し,耳を傾けることのできる人々の間の兄弟愛。

☆多様な宗教を信じる人々の間の兄弟愛。

☆わたしたちはその人間性を,多種多様な民族,言語,文化の中で共有しています。

☆わたしたちは皆,人間性において兄弟姉妹です。

この1年わたしたちが兄弟愛のきずなを再び見いだし,そのきずながわたしたちを人類として一致させ,すべての人を結びつけますように。 

 

教皇フランシスコの降誕祭メッセージ(ローマと全世界へ)(2018.12.25)より

 

オードリー・ヘップバーン(1929年~1993年)の言葉

『愛は行動なのよ。言葉だけではだめなの。言葉だけですんだことなど一度だってなかったわ。

私たちには生まれたときから愛する力が備わっている。

それでも筋肉と同じで、その力は鍛えなければ衰えていってしまうの…』

 

Audrey Hepburn   オードリー・ヘップバーン(1929年~1993年)

ブロードウェイ上演作品の『ジジ』の主役。『ローマの休日』のアン王女役を演じる。

英国の女優。アカデミー賞、トニー賞、エミー賞、グラミー賞のすべてを受賞。

1989年に女優業を引退後、ユニセフ親善大使に就任。

 

彼女は,第二次世界大戦中,ドイツのオランダ占領に対する抵抗運動に参加し,資金集めのためにバレエを踊る。叔父と従兄弟はドイツへの抵抗者だったため,オードリーの目の前で銃殺され,異父兄弟もドイツの強制収容所に送られるという体験をする。この体験と,アンネ・フランクと同じ年であったからだろうか。女優引退後の平和活動はこの言葉のとおり,行動を共にした方だった。

 

学校法人賢明学院 学院長 中原 道夫