優しい心を育むカトリック教育

お知らせ

2021/03/02

5年生 アクティブラーニング

本校のアクティブラーニング(主体的,対話的で

深い学び)の取り組みを紹介しましょう。

 

5年生が算数での取り組みです。

先生からの課題は,渡された資料を参考にして

「8つの太陽系惑星の中で,

ハレー彗星の公転速度と最も近い

惑星を考えなさい」というものでした。

先生は各グループに

「答えを導き出すまでのプロセスを

大事にして課題に取り組みなさい」と

声をかけていました。

各グループが,課題に取り組み始めました。

「何か質問ありますか?」という問いかけにも

ほとんど反応がないほど,

熱中していました。

理科のノートを出して,

考える児童もいました。

授業開始から約40分。

1時間目が終わろうとしていましたが,

休憩を取ろうとする児童は1人もいません。

どんどん答えが見え始めてきました。

ホワイトボード上には,

億単位の数字が並んでいて

5年生にはとても難しい課題に見えましたが,

児童たちからは,そんな様子は感じられず,

むしろとても楽しんでいました。

 

2時間連続で取り組んできましたが,

いよいよ答えを発表する時がきました!

全員で各グループの答えの出し方を

共有しました。

ほとんどのグループが同じような方法で

答えを出していました。

そしていよいよ正解の発表!

 

先生が作った答えが

モニターに映し出されました。

正解を出せたグループはいなかったのですが,

「え?どうしてそうなるの?!」と

一層興味を持つ児童たち。

 

2時間連続の授業がやっと終わりましたが,

挨拶のあと,一斉に先生のところに

児童が集まりました。

児童が友だちと協力,対話しながら,

自主的に一生懸命学ぶことに取り組んだことで

深い学びに繋がった2時間だったと思います。

 

 

 

 

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