優しい心を育むカトリック教育

お知らせ

2022/11/28

6年生算数 パスカルの三角形を調べよう

先生が、無地のパスカルの三角形を黒板に貼りました。

実際に数を入れながらパスカルの三角形を作っていくと、教室のあちらこちらから「え?どういうこと?」「あ!わかった!」など、いろいろな声が上がり始めました。

 

児童のつぶやきの中に、児童自身がパスカルの三角形の数の並びがどのように映っているのかがわかるので、まだパスカルの三角形に隠れているものが見えてこない児童のためにヒントを出すように促しました。

数の並び、各段の和、〇の倍数、奇数、偶数等、これまでの学習で鍛えた数感覚をもとにして児童からヒントが出てきたので、それらを共有しました。

児童は一生懸命考えます。ほどなく、次々に手が挙がりました。

「あー!そうか!」「ほんまや」の声が止まりません。とても楽しそうでした。

 

次に自分が発見したことを算数の言葉を使ってまとめる段階です。

すでに「スマイルネクスト」(児童一人ひとりが持っているタブレットPCに入っている学習用クラウド)に配信されていた課題に、児童は自分の考えを書き込んでいきました。

 

先生は児童一人一人の学習の様子をタブレットPC上でリアルタイムで捉え、個別にアドバイスをPC上で書き込んでいきます。

学校での1時間の学習は、ここでお終いですが、自宅に帰ってもスマイルノートを児童相互に閲覧することができます。

オンライン上で友達の学習の様子を学び合い、友達と似ているところ、見ても疑問に思うところを整理して2時間目の学習への準備をしました。

2時間目の学習は、自分が知りたいパスカルの三角形についての発見を尋ね合い・説明し合うところから開始しました。

欠席している児童はオンラインで参加していました。

興味深い発表が、次々できました。

発表する児童は、クラス全員わかるように丁寧に説明していました。

いろいろな意見や考えが多くの児童から発表され、その意見に対してクラス全員が反応している様子がとても印象的でした。

友だち同士で意見を交流したり、共有したりしてより良いものを導き出すことに喜びを感じている児童をみることができる授業でした。

 

 

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