優しい心を育むカトリック教育

お知らせ

2021/11/15

M3研修旅行報告④

 

 

西表島での体験は最初にA組は浦内川でのカヌー体験、B組は由布島散策に分かれました。

カヌー体験は2人1組になってカヌーを漕ぎます。広い川からマングローブ林の細い水路へ入っていきました。

マングローブは山、陸地から川、河、海へと、押しやられて浸水スペースに植生群落してきたものです。元々は山間に生きてきたマングローブ、南国で途方もない時間を過ごしてきたとても強い植物です。

 

B組は水牛が引く牛車に乗って由布島に渡りました。すごくのんびりした時間で大阪とは違う時の流れを感じました。

水牛たちには家系図がありました。働く水牛は生涯雇用、転職なしです。職場であるこの地でAIロボットに取って代わられることもありません。何故なら西表の自然がそれを許さないからだと思いたいです。
 

 

由布島は島全体が亜熱帯の植物園です。

色とりどりのブーゲンビリアなど関西では見られない植物がいっぱい咲いていました。

海を水牛に引かれながら渡ったことも忘れられない想い出になりました。

 

 

港に戻ると伝統祭事に行う御祝を見ることができました。

今回遭遇したのは港での送別のしるしでした。島外や本土から来て西表島に長らく住み、貢献してきた方々が本日去って行くのです。
そのエールを島民が送るのでした。

船で石垣島に戻り、ホテルに帰りました。

皆、お腹が空いていたようです。夕食はあっという間に残さずペロッと平らげる旺盛な食欲です。

平和で日毎の糧に恵まれた私たちはは本当に幸せだと感じました。

 

 

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