朝の祈りのなかで、シスター犬塚先生が

福者マリー・リヴィエさまの列福記念日について話されました。

　『５月２３日は、マリー・リヴィエさまの列福記念日です。

マリー・リヴィエさまは、1982年5月23日にヨハネ・パウロ二世教皇によって福者になられました。

35年前のことです。

福者とは、カトリック教会において、生前に神さまの教えである福音を忠実に生きて、

聖性を認められた信者に与えられる称号です。

マリー・リヴィエさまは、皆さんがどんなにイエス様やマリア様に愛されているかを伝えたくて学校を作りましたね。その学校は、世界中にたくさんありますが、賢明学院小学校もその中の一つです。そこに集まってきた皆さんを、マリー・リヴィエさまは、どんなに喜んで見て下さっていることでしょう。それは、「あなたにできる良いことは、なんでもしなさい。」とおっしゃったマリー・リヴィエさまの心を大切にして、あなた方は、毎日素敵な挨拶をしているからです。立ち止まって、笑顔であいさつをすると、された相手も笑顔になります。これは素晴らしいことですね。実は先生もフィリピンの学校に行ってきました。そこでも素敵な挨拶を私にしてくれました。その時、マリー・リヴィエさまの家族のきずなのあたたかさを感じました。あいさつに込められた思いは、こんなにも人の心を豊かにするのだなあといまさらのように感じています。今日、列福記念にあたり、私たちも福者マリー・リヴィエさまのように、イエス様やマリア様に信頼の心をもって「普通のことを、最善を尽くしてする。」ようにしましょう。』

シスターの優しい声が心に響きました。