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校長あいさつ

人生を幸せに生きるキーワード
~奉仕する~
賢明学院の校訓、3つの言葉「祈り、学び、奉仕する」は私たちが大切にして日々取り組んでいることです。
3つ目の「奉仕する」は一般に「人のために仕える」ことと考えられていますが、私はこのように考えています。「奉仕する」は人が幸せに生きるためのキーワードだと。わたしたちは父母から生まれましたが、その肉体に心である魂を授けてくださったのは神様だと思っています。キリスト教に限らず、新たな生命が宿り、この世に生まれてきたときにはお宮参りをするなど神様に感謝しています。神様から賜ったその命をどう使っていくか、私たちは問われています。「命を使う」が「使命」です。賢明学院でその問いかけの答えを見つけてくれるよう念願しています。
「あなた方は世の光である」
(新約聖書 マタイによる福音書5章14節)
賢明学院中学高等学校 校長 石森 圭一
校名の由来

「賢明学院」という校名は、「聖母の連祷」といわれる聖母マリアに対する祈りの中の「賢明なおとめマリア,わたしたちのためにお祈りください」という一節から採られている。賢明学院に学ぶ子どもたちが、敬愛の念をもつて、聖母マリアを母なる保護者と仰ぎ、聖母マリアの模範にならつて、真に「賢慮・聡明」な人となるようにという願いをこめて、「賢明学院」と名づけた。聖母マリアは慈しみ深い母として、いつも私たちを見守り、私たちのみちしるべとなり、私たちを父なる神とイエス・キリストのもとへと導いてくださる方である。
校章の由来

1796年11月21日「聖マリアの奉献」の祝日に、南仏のチュエイにおいて、聖マリー・リヴィエは四人の同志と共に、神に身をささげ、青少年のキリスト教的教育を目的とする教育修道会を創立した。ここに聖母奉献修道会が誕生し、会の紋章としてAVE MARIAの頭文字AとMを刻んだ“しるし”が与えられた。賢明学院の使章は、それを受け継いだもので、聖母マリアこそが学院の保護者であることを示し、学院の設立母体である聖母奉献修道会および修道会が経営する全世界の姉妹校に共通の“しるし”であり、絆となっている。
この学院に学ぶ生徒たちが、「この方の言うとおりにしなさい。」(ヨハネ2,5)とキリストを指し示された聖母マリアを母と仰ぎ,忠実な子どもとして、熱心に勉学に励み、人びとに奉仕する人に成長することを願っている。小学校、幼稚園においては、児童や園児,保護者にもはつきりと分り、帰属意識をもてるようにと「小」・「幼」の文字を入れている。
沿革
1948年6月26日 | カナダの聖母奉献修道会のシスター4名が来日 |
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1954年10月 | 「賢明学院幼稚園(前身は霞ヶ丘カトリック幼稚園)」創立 |
1960年 | 「賢明学院小学校」設立 |
1966年 | 「賢明学院中学校」設立 |
1969年 | 「賢明学院高等学校」設立 |
2010年 | カトリック校としては大阪初の中学・高等学校の男女共学化 |
2014年 | 賢明学院創立60周年記念式典を挙行 |
2016年 | 大阪唯一の高等学校普通科 全日制課程に併設する「高等学校 普通科通信制課程」設立 |
2019年 | 中学高等学校 関西学院大学系属校となる協定を締結 |
2021年 | 小学校校長に関西学院初等部元副部長(教頭)の板東 正氏が就任 |
2022年 | 中高校長に関西学院高等部元部長(校長)石森圭一氏が就任 |