優しい心を育むカトリック教育

お知らせ

2020/03/13

卒業感謝ミサ そして,サプライズ!!

新型コロナウィルス感染対策で,賢明学院も臨時休業が続いています。

卒業式を明日に控えた6年生が,卒業感謝ミサのため,今日は久しぶりに登校してきました。

小学校では,早朝から全教室を換気。エントランスには消毒アルコール,そして校内へ入る教職員,児童,保護者全員がマスクをつける厳戒態勢で臨みました。6年間のカトリック教育の総決算となるミサは,大阪明星学園理事長の馬込神父様の司式で行われました。

座席はふだんの倍の間隔を取り,児童は全員マスク着用です。

ちょっといつもとは違う雰囲気ではありましたが,小学生最後のミサを,卒業する6年生児童と保護者様,神父様,教職員で執り行いました。

とても印象深いミサとなりました。

神父様による祝福も,ウイルス感染対策のため少し距離はおきましたが,行って頂きました。

ミサの少し前の時間、卒業生から「先生たち全員にお礼を」との申し出。

本来であれば,今週は「感謝ウィーク」としていろいろなお礼のイベントが予定されていました。

在校生からのお祝いは「卒業生を送る集い」の代わりに,休校日直前の「昼の放送スペシャル全教室からの生中継」と「6年生からのお昼の放送お礼スペシャル」,そして「卒業生を送る集い」で予定していたものを映像にして6年生に見てもらいました。でも,先生への感謝イベントは何一つすることができませんでした。そこで,少しの時間でしたが全教員がアリーナに集まり,代表の卒業生児童からの「お礼メッセージ」。

そして,もうひとつ心残りだったこと。それは「卒業生を送る集い」恒例の「先生たちからの出し物」。これは映像の中にもありませんでした。

そこで,今度は先生たちからのサプライズ!

卒業生に送る「栄光の架け橋」の合唱でした。卒業生は拍手と,そして涙。

先生も涙でした。まさかこんなお別れになるとは思わなかった,55期生の最後。

でも,どんな環境でも精いっぱいのお別れをしたい気持ちが,55期生にも先生たちにもありました。

時間も短く,環境も限られた中でしたが,精いっぱいのお別れイベントは感動的でした。

そしていよいよ明日,卒業式を迎えます。残念ながら,在校生は出席することができません。でも,きっと素晴らしい卒業式になることでしょう。

 

この様子を動画で見ることができます。以下のYouTube限定公開からご覧ください。

 

 

single