優しい心を育むカトリック教育

お知らせ

2022/04/25

6年生算数 正多角形を対称の見方で整理しよう

今日の6年生の授業は、これまでに学習した

基本図形(今回は正多角形)を、線対称・

点対称の見方でそれぞれの特徴をとらえて

整理できるかが課題でした。

図形の学習では、繰り返し基本図形が

取り上げられますが、その理由は

それぞれの学年で新たな図形への見方

(今回は線対称・点対称)を習得して

ほしいからです。

先生から、いろいろな多角形が書かれた紙を

配布されると「これ、覚えてます!!」と

児童から嬉しそうな声が上がりました。

ワークシートに対称の軸を実際に書き込み、

調べて分かったことを

頂点が少ない順に表に整理していきました。

順序良く整理できた表を見て、

「対称の軸の本数と頂点の数が同じ」、

「頂点の数が偶数のとき、正多角形は

点対称で、奇数のときは点対称ではない」、

「頂点の数が1増えると

対称の軸の本数が1本増える」など、いろいろな意見が児童から出されました。

この授業を通して、対称の軸や対称の

中心をしっかり考えて、これまで出会った基本図形を新たに

線対称・点対称の見方から捉えることや頂点の数と対称の軸の本数がともなって

変わる数量の関係であることを

おさえました。

授業の最後に、おまけのクイズが出されました。円の外側に「J」からアルファベットを

順番に書いていき、縦の軸一本で

線対称になるアルファベットに

線を引きました。そして、線が引かれた字と字の間の

数に注目しました。「3.1416...」という数字が表れた途端に、

「円周率だ!」と、興奮気味に児童が

答えました。

偶然なのか、意味があるのか・・・。

次も挑戦してみたい!と、

意欲がわく授業でした。

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