優しい心を育むカトリック教育

お知らせ

2019/06/08

HⅡフランス研修旅行1班⑩

 

トゥールーズから200km走り,カトリック最大の巡礼地ルルドへ来ました。ここで連泊しますが,まず聖域を訪れました。

ルルドは1858年2月11日に少女ベルナデッタに聖母マリアが出現した聖地です。そして,マリアの指示でベルナデッタが掘った所から泉が湧き出て,様々な奇跡的な治癒が起こります。

広場から見る大聖堂は圧倒されます。マッサビエルの洞窟はロザリオの祈りが捧げられていました。

明日もゆっくりと訪れる機会があるので,ルルドのビデオを見るためにインフォメーションセンターへ戻りました。

英語のビデオを見て,聖母の出現やベルナデッタのことを知ることができました。

その後に全員で聖ピオ10世地下大聖堂へ行きました。ちょうどミサが始まるところでした。

最初は外周のスロープで見るだけでしたが,先頭の生徒が係の人に導かれて椅子席へ向かいました。

そうすると引率の教員が唖然としている中,生徒たち全員が席に着きました。

それは誰に強制されるわけでもなく,自然に祈りの空間に加わって行ったのです。

後ろから見る生徒の姿は本人たちは否定するかもしれませんが,千人を超す世界各地からの巡礼者と共に祈りの中にいました。

賢明生として沁みこんでいる宗教教育が,ルルドの地でこんな姿を見せてくれるのだと感動しました。

ところがその感動的な姿はこれで終わりではありませんでした。夜のロウソク行列で引率教員が涙するほどの姿を見せてくれたのです。

 

 

 

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