今回の研修旅行に生徒たちは満足していると思います。毎日が充実していましたし、楽しんでいました。

でも、「賢明らしさ」という点で最後に計画されている「祈りの集い」が研修旅行のピークです。

過去の研修旅行でもフランスではルルドのロザリオ大聖堂におけるミサ、昨年の九州では浦上天主堂におけるミサ、５年前の北海道ではトラピスト修道院での祈りの集いが、生徒たちの心に残る「賢明らしさ」でした。

今回は、カトリック札幌教区のカテドラル(司教座聖堂）、つまり教区の中心的な教会である北一条教会をお借りして祈りの集いを行いました。

１００年以上の歴史を持つ教会で、コロナ禍のために人数制限がされているので２班に分かれて祈りました。

大阪でも働いておられた主任司祭の松村繁彦神父様が、「平和を築く」ことについて話してくださいました。

この学年の生徒たちはコロナの影響でほとんど宗教行事を経験していませんが、祈りの雰囲気に満ちた時間でした。

最終日のホテルは札幌です。５泊したどのホテルもすばらしく、この点でも生徒は満足したと思います。

夕食は初日を除いてビュッフェスタイルでしたが、食品ロスが話題になっている今、研修旅行はこの形がいいと感じました。

会席料理だとどうしても大量の食べ残しがでていました。それが今回、生徒たちは自分の食べたいものを食べられる量だけ取ってきれいに食べていました。

それと今日のホテルは一番ソーシャルディスタンスが取られていましたが、どのホテルも感染防止対策がしっかり取られていました。

研修旅行報告は今回で終わりです。明日は班別に札幌タクシー研修を行います。

帰阪はＡＮＡ７７８便で伊丹空港１８:４５着の予定です。解散は１９時半までにはできると思います。

飛行機の出発が遅れる時には、KENMEI.infoでお知らせします。