2022年11月21日
賢明学院　創立68周年記念ミサが行われました。



創立記念日には普段のようなにぎやかな生徒たちの声はありません。朝から静かに、穏やかな心で過ごし、たくさんのことを考える大切な日です。
コロナ禍において自粛していたミサが今年度は全校生徒参列のもと挙行されました。
六甲教会より英神父様をお招きし、講話とミサを授かりました。
今回が初めてのミサとなる生徒たちが大半の中、あらためて創立者マリーリヴィエの思いを学び、噛みしめる、貴重な体験となりました。




1768年12月19日、フランスの田舎町モンプザに創立者マリーリヴィエは生まれました。
生後間もなくの頃から何度も苦しい出来事にあい、重い障害を負いますが、明るく、活発な女の子に成長していきます。マリーの夢、それはシスターになること、そして学校をつくることでした。祈り続けたマリーの願いが叶い、マリーのもとに集まってきたシスターたちと共に様々な苦難を乗り越え、学校を、そして修道院を設立。
最後までマリア様への信仰に生きたマリーの心はたくさんのシスターたちに受け継がれ、フランスから世界各地へ、マリーの心を持ったシスターたちが渡っていきました。そして、４人のシスターたちが、日本の堺に幼稚園を設立。賢明学院の歴史はこの時から始まりました。

６８年という長い時間をかけ、賢明学院は今の姿となりました。そして、今なお、進化し続けています。その長い歴史の中で受け継がれてきた校訓「祈り、学び、奉仕する」

「祈る」とは自分を見つめなおし、他者を想うこと
「学び」とは個の可能性を追求し、磨き続けること
「奉仕する」とは他者のために自分の力を尽くすこと

そのような人を育てることが、カトリックミッションスクールである賢明学院の使命です。

～すべてにおいて、最上を目指し、最善の努力を尽くす～　
The Best の精神を胸に日々を過ごす大切さをあらためて感じることのできた１日となりました。