優しい心を育むカトリック教育

お知らせ

2024/03/15

賢明学院中学校 第56回中学課程修了式

暖かい春の日差しを浴びながら、本日、56期生36名が義務教育課程を修了し、中学課程修了式を迎えました。




来月からは賢明高校生として新たにスタートする皆さん。56期生の誇りと絆を持ち続け、新たな賢明生としての日々を大切に過ごしてください。
ご卒業おめでとうございます。






56期学年主任 上松 貢

入学当初何か学年の象徴となるようなものを生徒と一緒に作ろうと考えて、
大きな布で「学年フラッグ」を作成しました。
ここに生徒たちの言葉を節目節目に書きこんでいきました。
「この研修で学んだことは?」「定期テストの感想は?」「今の自分に一言」「あなたができるようになったこと」
そのときそのときに感じた、ストレートな言葉を全て残していきました。
たった36人の学年でしかできないことをこの3年間でやり尽くしたと言い切ることができますし、それを56期は理解してくれました。
この学年フラッグはまさに世界で1枚の、56期の軌跡を表現した象徴となりました。
島崎藤村がその詩の中で「僕の前に道はない 僕の後ろに道はできる」と書いています。
このフラッグが56期にとって道程であるならば、これから先に迷ったとき、
間違えそうになったときに56期の目には見えない土台となってくれるはずです。
たとえそこに言葉を書いたことを忘れてしまったとしても大丈夫です。
それは目には見えない56期の「根」となって残っていますから。




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