優しい心を育むカトリック教育

お知らせ

2017/11/23

英語教育の成果を測る新たな取り組み GTEC Junior受検開始

賢明学院小学校では,開校以来,英語教育に力を入れてきましたが,2020年度から全面実施される新学習指導要領(ただし,2018年度からの移行期間中,各校の判断で新課程の全部か一部を先行実施できる)における「英語の教科化」の動きの中で,英語教育の成果をどのように測るのかが課題となっています。

 

併設の中学高等学校がTOEIC ®テストやTOEIC Bridgeテストを導入した直後の2011年に,2010年に日本に入ってきたばかりのジュニアイングリッシュテスト(JET)を,大阪で初めて全校実施しました。その後成績上位者を対象にTOEIC Bridgeテストも,一部実施してまいりました。

これらのテストはリスニングとリーディングしかなく,スビーキングやライティングを測るには別のテストを受ける必要があります。

 

そこで,2017年度よりTOEIC Bridgeテストに代えて,リスニング・リーディング・スピーキング・ライティングの4要素すべてを測るテストである,GTEC Junior 2 テストを,大阪で初めて本格的に導入しました。5年生・6年生全員と,4年生以下で受検を希望する児童が対象です。

IMG_8765 IMG_8767

 

11月6日(月)の全校一斉英語テストの日に,各教室で実施。受検者1人に対してタブレット1台が,テスト主催者であるベネッセコーポレーションより貸与されます。すべて画面上の指示で進み,マイク付きヘッドセットと専用ペンを使用して行います。合否ではなくスコア形式のため,複数年受験すると,英語運用能力の伸びが明確にわかります。

 

中学生・高校生向けののGTECは,大学入試にも活用されており,現在の大学入試センター試験/英語に代わる『外部テスト』でも利用される可能性が高いと言われています。したがって,国公立・私立を問わず,多くの中学校・高等学校で導入されています。最近では,一部の難関私立中学校が,所持スコアによって入試の際に優遇措置を取るケースまで出てきました。

以上のような社会状況の変化から,本校では,他に先駆けて導入に踏み切った次第です。

IMG_8766 タイトル

4年生以下は,2017年度は従来通りのジュニアイングリッシュテスト(JET)を受検しました。

IMG_8768 IMG_8769

希望者は,英語検定4級・5級を準会場登録している本校で受けることも可能です。

 

時代の変化に合わせて,いち早く対応するよう,今後も努めてまいります。

どうぞご期待ください。

 

 

GTECに関する詳細は,ベネッセコーポレーションのホームページをご覧ください。

ジュニアイングリッシュテスト(JET)の詳細は,ジュニアイングリッシュテスト委員会のホームページをご覧ください。

※青字下線部をクリックすると,それぞれのホームページをご覧いただけます。

 

 

single