賢明学院小学校には、主に低学年が使う大きな農園『賢明農園』と高学年が理科の学習で使う小さな農園があります。（下の写真はどちらも賢明農園です。右側の畑は、新しい野菜を植える準備中です。）

低学年が使っている賢明農園では、只今冬の大収穫が行われています。

9月13日に種まきをしてから早3ヶ月、1年生は大切に育ててきました。

毎朝早く学校に来ては、水やりをしたり、間引きをして大きな大根を育てようと必死です。

しかし、現実はそこまで甘くなく、たくさんの試練が待っていました。

まずは、暑さです。暑さにより水分がすぐに乾いてしまい、芽が出なかったり、とても細い芽しか出ません。

次に温暖化により、本来なら秋になり涼しくなるはずが、暑さが続いたため昆虫がやってきます。

今年は、モンシロチョウの幼虫『アオムシ』がやっと出た芽や葉を食べてしまいました。

それでも1年生と担任の先生は諦めずにお世話を続け、大きな大根を育てることができました。

収穫した大根は、ご家庭に持ち帰り、各ご家庭で料理をして食べました。