お知らせ
2025/03/17
6年生 理科 卒業記念実験 マグネシウムを燃やそう
6年生の理科では、最後の実験として「マグネシウムを燃やすとどうなるかを調べよう」という課題のもと取り組みました。
燃焼とは、酸素と可燃物が強く結びつき光と熱を放出する酸化反応だということを1月に学びました。
4月にろうそくを使って、ものが燃える条件を調べました。
そこで出たのが、酸素や水素の中でよく燃えるが、二酸化炭素内では消えるということや、水をかけると酸素と結合できなくなり消える、ということなどを学びました。
では、マグネシウムを燃焼させるとどうなるか。
1.二酸化炭素内でのマグネシウムの燃焼
子ども達の今までの実験からすると、すぐに消えるはずが、マグネシウムは強い光を出して最後まで燃え尽きました。
子ども達は驚きの様子を隠すことができません!
2.水中でのマグネシウムの燃焼
冷たい水だといつも通りすぐに消えましたが、反応速度を上げるために沸騰させる必要がある、と子ども達が推測しました。
そこで、沸騰した水の中で燃焼したマグネシウムを入れると、激しい光を出して反応しました。
マグネシウムは酸素と強く結びつく性質を持っています。
なので、二酸化炭素でもその中にある酸素分子とくっつき、水中でもその中にある酸素とくっつく性質を持っています。
これから中学、高校、大学と進むにつれて、今までの当たり前が通用しなくなるほど、たくさんのことを学びます。
この先の人生の中で、いろいろなことに触れたり、考えたりして物事を追究してほしいと思います。