今回の特別活動「ファッション・アパレル業界を探る」では
深喜毛織株式会社本社工場に訪れ，
時代とともに変化するアパレル・ファッション業界について学びました。
１００年を超える歴史を持ち，世界からその品質が認められている会社が
大阪にあるということをみなさんはご存知でしたでしょうか？

資料室では膨大な生地のサンプルを触ることで
年代ごとに生地の厚さが変わるということを学びました。
工場では本物を追求する独創的な機器を間近で見学することができました。
いかに環境に配慮し，国際的に認められる徹底した品質管理など
人と自然に優しい技術を提供しているということがよくわかりました。

高校生にとってカシミヤはなかなか手が出しにくい素材です…
カシミヤがなぜ高級なのか，その理由が今回の活動を通して
はっきりとわかりました。
ヤギの産毛は1頭から150ｇしか取ることができないそうです。
そしてその150ｇからできるのはせいぜいマフラー1枚…

歴史や人々の思いなどが柔らかな生地に込められていることを感じられる一日でした。