お知らせ
2025/09/10
賢明学院小学校と賢明学院幼稚園の連携をより一層強めていくために、幼稚園・小学校の1年間のカリキュラムに組み込み、幼小連携を進めて参ります。
幼小連携のねらいとしては主に「小1プロブレムの予防」が挙げられます。園児の頃から小学校のカリキュラムや授業を体験することで、子どもたちの不安や戸惑いを少しでも減らすことができると考えています。また、小学生になったときに知っている先生や知っている年上のお兄さんお姉さんがいることはとても大切で、園児たちが安心して小学校に通うことができるようになります。このことは、賢明学院が幼小一貫校で隣接しているからこそできる保育・教育だと考えています。子どもたちが、「気軽に行ける!」・「安心して活動できる!」ことを中心に考え、園児が小学生になり、毎日の日々が楽しく過ごせるイメージを作れるように、また内部進学で小学校に上がった園児たちがいつでも戻ってこれる場所にするために、1年間のカリキュラムを設定し、進めて参ります。
【1学期のまとめ】
≪年長組≫
・4月に小学校の図書館探検と1年生と一緒に図書の学習
≪年中組≫
・5月:小学校の教員・2年生と一緒にトマトの苗植えの仕方の学習・水やり交流
・6月:リヴィエジュニア(3年生~6年生の有志による奉仕活動を行うグループ)とのつけものデー交流
・7月:小学校にて、七夕の飾りつけ・1年生と体育の授業体験(保護者保育参観)
4月から7月の期間中で、幼小連携の活動は5回行い、年長組で1回、年中組で4回実施しました。
年長組は、4月にリニューアルされました小学校の図書館の探検と1年生と一緒に図書の学習をしました。園児の保護者の方にも来ていただき、児童の様子や小学校の授業風景などを参観し、賢明学院小学校の授業を体験いたしました。
年中組は、1学期にたくさん連携を行いました。6月の連携の内容は、幼稚園の園庭でお弁当を食べ、幼稚園の遊具で園児と児童が一緒に遊び交流しました。賢明学院幼稚園から賢明学院小学校に内部進学をした児童たちは幼稚園に戻ってきて、「なつかしい!」や「ゆうぐがちいさくなってる!」と、懐かしんでいた様子が見られました。年長組の時の担任の先生に飛びついている様子も見られました。
幼小連携を行うことで、園児が小学校の児童や先生方とかかわりを持つ良い機会になっています。また、小学校の先生や交流した児童と顔を合わせると、「○○せんせい、こんにちは!」や「○○ちゃん!!バイバイ!」と声をかける園児・児童の姿が見られることが増えました。どちらの子どもにとっても幼小連携を通して、良い刺激になっているように感じています。2学期も学院内の連携を深めていくためにも、幼小連携を進めて行きたいと思います。