優しい心を育むカトリック教育

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園長紹介

~目に見えない、たからもの~

<あなたのできる良いことは何でもしなさい>創立者である聖マリー・リヴィエが遺した言葉です。この言葉は、私たちの日頃の教育でも心に留めています。そして、この言葉を子どもたちにも伝えています。
”良いこと“というのは、きっと子どもたちにとって、”自分ができる心地良いこと“です。
隣にいる大好きな友だちが困っていたら、助けたい想いを感じることでしょう。助けたい想いが伝わった時「ありがとう。」という、心が満たされる言葉として戻ってきます。時には、自分は良いと思ってとった行動が、友だちの気持ちを害してしまうこともあるでしょう。そんな時は「ごめんね」と勇気をもって、ひと言伝えると「いいよ。」という安心できる言葉が戻ってきます。このような経験を積み重ねていくことで、友だちとの信頼関係を構築し、子どもたちの世界が広がりはじめます。素直なこの時期だからこそ、純粋に人を愛するきっかけとなっていくのではないでしょうか。賢明学院幼稚園では、子どもたちがこれから経験していく集団生活を通して、目に見えない、人として最も大切な心の教育を礎に教育して参ります。

学校法人賢明学院
賢明学院幼稚園 園長
北口 朝美

校名の由来

「賢明学院」という校名は、「聖母の連祷」といわれる聖母マリアに対する祈りの中の「賢明なおとめマリア、わたしたちのためにお祈りください」という一節から採られています。賢明学院に学ぶ子どもたちが、敬愛の念をもって、聖母マリアを母なる保護者と仰ぎ、聖母マリアの模範にならって、真に「賢慮・聡明」な人となるようにという願いをこめて、「賢明学院」と名づけました。聖母マリアは慈しみ深い母として、いつも私たちを見守り、私たちのみちしるべとなり、私たちを父なる神とイエス・キリストのもとへと導いてくださる方です。

校章の由来

1796年11月21日「聖マリアの奉献」の祝日に、南仏のチュエイにおいて、創立者マリー・リヴィエは四人の同志と共に、神に身をささげ、青少年のキリスト教的教育を目的とする教育修道会を創立しました。ここに聖母奉献修道会が誕生し、会の紋章としてAVE MARIAの頭文字AとMを刻んだ“しるし”が与えられました。賢明学院の使章は、それを受け継いだもので、聖母マリアこそが学院の保護者であることを示し、学院の設立母体である聖母奉献修道会および修道会が経営する全世界の姉妹校に共通の“しるし”であり、絆となっています。
この学院に学ぶ生徒たちが、「この方の言うとおりにしなさい。」(ヨハネ2,5)とキリストを指し示された聖母マリアを母と仰ぎ、忠実な子どもとして、熱心に勉強に励み、人びとに奉仕する人に成長することを願っています。小学校、幼稚園においては、児童や園児、保護者にもはっきりと分り、帰属意識をもてるように「小」・「幼」の文字を入れています。

沿革

1951年10月 賢明学院の前身であるアベノ・カトリック幼稚園設置の認可
1952年4月 アベノ・カトリック教会にて第1回入園式を挙行
1954年7月 霞ヶ丘カトリック幼稚園設置の認可
1954年10月 初代園長にシスター マリー・テレズ就任
霞ヶ丘カトリック幼稚園 第1回入園式を挙行
1955年3月 第1回卒園式を挙行
アベノ・カトリック幼稚園並びに霞ヶ丘カトリック幼稚園は宗教法人から学校法人に移管される
1955年12月 第2代園長にシスター フランシス就任
1957年4月 第3代園長にシスター アドリアン・マリー就任
1957年6月 プール竣工
1961年4月 第4代園長にシスター 小野友子就任
1963年9月 創立10周年記念式典を挙行
園名を賢明学院幼稚園と改称
1963年10月 第1回幼稚園交遊バザーを挙行,以後恒例行事となる
1963年12月 遊戯室落成祝別式を挙行
1970年4月 第5代園長にシスター 八杉悦子就任
1984年~85年 「つけものデー・粗食・おにぎりデー」を実施
1989年4月 第6代園長にシスター 鈴木文子就任
1994年6月 新築園舎落成
2005年4月 第7代園長に亀谷和廣就任(小学校校長と兼任)
2007年4月 第8代園長に留田久美子就任
2009年4月 第9代園長に岩坂智美就任
2015年4月 第10代園長に篠原康二就任
2018年4月 第11代園長に中原道夫就任
2021年4月 第12代園長に矢野哲二就任
2022年4月 第13代園長に北口朝美就任