優しい心を育むカトリック教育

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校長あいさつ

祈り、学び、奉仕しなさい

賢明学院小学校の一日は、祈りにはじまり祈りに終わります。 その祈りの時には、何とも言えない静寂が子ども達を包みます。
本校では、カトリックの精神に基づき、創立者聖マリー・リヴィエの精神を継承した教育が行われています。未知を既知として積み上げていく中で、見方、考え方を学ぶ、学び方を学ぶ授業が行われています。本当に、真剣に考えている時、人は静かになるものです。聴き合い学び合う中にこそ、深い学びは成立します。そして、集団の中で他者を尊び自分を大切にする、そんな感性を養う活動が仕組まれています。生きる力を育む大切な時期をこの賢明学院小学校で過ごすこと、このことこそが、子ども達のその後の人生にとってかけがえのない価値あることです。
賢明学院小学校は子ども達が、主体的に対話的に深く学ぶ場であり続けたいと考えています。

賢明学院小学校 校長
谷口 晋哉

            

校名の由来

「賢明学院」という校名は、「聖母の連祷」といわれる聖母マリアに対する祈りの中の「賢明なおとめマリア、わたしたちのためにお祈りください」という一節から採られている。賢明学院に学ぶ子どもたちが、敬愛の念をもつて、聖母マリアを母なる保護者と仰ぎ、聖母マリアの模範にならつて、真に「賢慮・聡明」な人となるようにという願いをこめて、「賢明学院」と名づけた。聖母マリアは慈しみ深い母として、いつも私たちを見守り、私たちのみちしるべとなり、私たちを父なる神とイエス・キリストのもとへと導いてくださる方である。

校章の由来

1796年11月21日「聖マリアの奉献」の祝日に、南仏のチュエイにおいて、創立者マリー・リヴィエは四人の同志と共に、神に身をささげ、青少年のキリスト教的教育を目的とする教育修道会を創立した。ここに聖母奉献修道会が誕生し、会の紋章としてAVE MARIAの頭文字AとMを刻んだ“しるし”が与えられた。賢明学院の使章は,それを受け継いだもので,聖母マリアこそが学院の保護者であることを示し、学院の設立母体である聖母奉献修道会および修道会が経営する全世界の姉妹校に共通の“しるし”であり、絆となっている。
この学院に学ぶ生徒たちが、「この方の言うとおりにしなさい。」(ヨハネ2,5)とキリストを指し示された聖母マリアを母と仰ぎ、忠実な子どもとして、熱心に勉強に励み、人びとに奉仕する人に成長することを願っている。小学校、幼稚園においては、児童や園児、保護者にもはつきりと分り、帰属意識をもてるように「小」・「幼」の文字を入れている。

沿革

1959年9月 賢明学院小学校設置の認可
1960年4月 校舎落成祝別式を挙行
初代校長にシスター アドリアン・マリー就任
第1回入学式の挙行
1961年9月 運動場改修・竣工式を挙行
1964年7月 プールを竣工
1966年2月 校歌制定(作詞 巽聖歌,作曲 川澄健一)
1966年3月 第1回卒業式を挙行
1969年4月 第2代校長にシスター エヴェレン・ウエストマン就任
1969年10月 創立10周年記念式典を挙行
1971年4月 第3代校長にシスター 山本照子就任
1979年6月 同窓会を発足
1983年5月 「つけものデー」を実施
1986年5月 特別教室棟・低学年棟・プール竣工記念式典を挙行
1994年4月 第4代校長にシスター 松田郁子就任
1998年4月 第5代校長に中辻武一就任
2001年4月 第6代校長に兼田久廣就任
2004年4月 第7代校長に亀谷和廣就任
2009年11月 創立50周年記念式典を挙行
2010年4月 第8代校長に目黒摩天雄就任
2012年4月 第9代校長に篠原康二就任
初代名誉校長に目黒摩天雄就任
2014年4月 初代総括教育監に津田克彦就任
2014年 賢明学院60周年
人工芝運動場完成
大型コンビネーション遊具設置
2015年4月 第10代校長に南登章生就任
2016年4月 第11代校長に北村昌江就任
2018年4月 第12代校長に中原道夫就任
2019年 賢明学院創立65周年
賢明学院小学校創立60周年
賢明学院小学校同窓会発足50周年
つけものデーを全学院で開始35周年
第5代理事長に高畠政行神父就任
2021年4月 第14代校長に板東正就任
2023年4月 第15代校長に谷口晋哉就任