優しい心を育むカトリック教育

2020/05/12

アンネのバラ

アンネのバラが咲いています。淡いオレンジ色です。

40年位前にアンネ・フランクのパネル展を賢明で開いた頃に植えたものだそうです。

ナチスのホロコーストの犠牲者であり,「アンネの日記」で知られるアンネ・フランクの平和への願いを,父親のオットー氏が世界に広めたのが「アンネのバラ」です。

以前にもブログで取り上げたことがあったなあと,3年間の5月のブログを探しましたが見当たりません。

それでふと思い付いて探すと見つかりました。2018年10月です。そう,「二度咲き」だったのです。

今まで全く気付きませんでした。

 

 

私はゴールデンウィーク中によく散歩しました。人生の中でこんなに続けて歩いたのは初めてです。

滋賀の家の近く歩いて5分位の所に,「ai彩(あいさい)ひろば」と「弾正公園」という二つの公園があります。

田舎ですから人の密集もなく散歩できるのですが,両方とも1時間くらいの散歩コースです。

「ai彩ひろば」の歩道は琵琶湖までつながっていますので,一度だけ往復8キロを歩いて琵琶湖まで行きました。

 

散歩して思ったことは,毎日新しい気付きがあることです。

一番は咲いている花です。新しい花を見つけることもあれば,知らぬ間に満開になっているのを見つけることもありました。

新しい気付きがあるということは,いかに見落としているものが多いかということでしょう。

アンネのバラもそうです。春と秋の2回咲いていることに8年間気付いていませんでした。

前にも書きましたが,人間は歳をとると変わるのが難しいです。でも,気付く心と目はいつまでも失いたくありません。