2016/12/16
クリスマス①
今日からクリスマスまでの間,学院内のクリスマスの飾りつけを紹介したいと思います。
おそらく,多くの日本人にとってクリスマスの飾りつけと言えばクリスマスツリーやイルミネーションを思い浮かべるでしょう。ご家庭で飾られているお宅もあると思います。
もちろん,本校にもそれがありますが,カトリック学校である賢明学院で飾りつけの中心は馬小屋です。
これは,新約聖書ルカ福音書2章に書かれているイエスの誕生の場面に,「布にくるんで飼い葉桶に寝かせた。」と書かれているのが端緒になっています。
しかし,当時は家畜を洞窟で飼っていましたから,実際には小屋ではなかったでしょう。
この飾りつけは本館1階廊下の馬小屋です。いや,馬小屋と言うより洞窟の雰囲気が出ていますね。
ロウソクが4本あるのがお分かりでしょうか。
これは本来,アドヴェントリースと言ってモミの木で作った輪に4本のロウソクが立てられ,クリスマスの4回前の日曜日から1本ずつ火がともされます。
写真では分りにくいですが,左から3本は火がついています。そして最後の1本は,明後日の日曜日にともされます。
この4回前の日曜日からクリスマスまでの期間を,教会は「待降節(アドヴェント)」と呼んでいますが,これについては次回触れてみます。