優しい心を育むカトリック教育

2016/12/17

クリスマス②

6-①

この馬小屋は本学院のリヴィエホール,エントランスに飾られているもです。

これも小屋ではなく洞窟のイメージです。

後には天使の歌声 ”Gloria in excelsis Deo" が飾られています。

この言葉はラテン語ですが,ルカ福音書2章14節に出てくる「いと高きところに栄光,神にあれ」と言う意味です。

Gloriaは「栄光」,inは英語のInと同じ「どこどこで」,excelsisは「高いところ」,Deoは「神に」を意味します。

そして,この言葉は誰もが知っている聖歌「あめのみつかいの」の歌詞の一節です。(讃美歌は「あらののはてに」です。)

私も子どもの頃から大きな声で「♫グロー オオオオオー オオオオオー オオオオオーリア インエクセルシス デーオ」と歌ったものです。

6-②

さらに,この歌詞は外国語でもラテン語がそのまま歌われますから,世界中の人と声を合わすことができます。

これと同じ体験ができるのは,聖歌「あめのきさき」です。

”Ave Ave Ave Maria” 「♫アヴェ アヴェ アヴェ マリア」は世界中ラテン語で歌います。

今年は残念ながらヨーロッパ情勢を考えて実施できませんでしたが,高校2年生のフランス研修旅行のハイライトの一つがルルドでのロウソク行列です。

カトリック最大の巡礼地であるルルドで,全世界から訪れた人たちの歌う「♫アヴェ アヴェ アヴェ マリア」の大合唱は,生徒たちにとっても忘れられない感動であり,想い出です。

6-③