優しい心を育むカトリック教育

2019/02/17

グランプリ受賞

  

昨日,立教大学で開催された「クエストカップ2019」に本校から2チームが出場しました。

プレゼンテーションの全国大会であるクエストカップには毎年出場しており,一昨年は企業探求部門で高校生が,人物ドキュメンタリー部門で中学生が準グランプリを受賞するという快挙を成し遂げていました。

今年は人物ドキュメンタリー部門に高校1年生2チームが選ばれ,悲願のグランプリを目指しました。

先に登場した「TEVASAKI」チームはオムロン創業者の立石一真氏を取り上げ,「働く」意味を掘り下げました。

その見事な出来栄えに,審査員が「オムロンのCMに使ってもらったら」と講評したほどです。

 

 

最後に登場した「サブリナ」チームは俳優の仲代達也氏を取り上げ,愛と支え合うことの大切さを圧巻の演技で発表しました。

審査員も涙する場面もあり,講評では「賢明学院は全員が演劇部?」という言葉をいただきました。

2チームとも甲乙つけがたい内容で,私はどちらがグランプリに選ばれるか分かりませんでした。

もしかして,準グランプリとのW受賞もあると思いましたが,独占しては他の出場校も残念でしょうし,審査員もそこは大人の判断があるかなという気がしました。

 

 

閉会式でいよいよ審査発表です。

準グランプリは,受賞するとしたらここだろうなと思っていた岡山の中学でした。

でも,その時点でグランプリは賢明のどちらかだと確信しました。岡山の中学よりよかったのはこの2チームしかなかったからです。

運命の発表は「TEVASAKI」チームでした。講評ではまず「サブリナ」チームに触れ演技を絶賛しながらも,その人物のメッセージを伝える点で受賞したチームが優ったというコメントでした。

エキシビションとして,広いステージでもう一度「TEVASAKI」チームがプレゼンしました。

知り合いの他校の先生からもすごい完成度だとほめられました。

私もそう思いますが,受賞を逃した「サブリナ」チームにも心からの拍手を送りたいです。

 

悲願のグランプリ受賞,やりました。次は,企業探求部門のグランプリ受賞です。