優しい心を育むカトリック教育

2021/02/27

シャローム広場改装コンペティション

昨年の3月13日のブログに「卒業記念品」ついて書きました。

49期の卒業生が寄贈してくれたものですが,一つがチャペルの最後の1枚となったステンドグラスです。

5枚すべてを写した写真を,本校がいつもお世話になっている写真屋さんが先日撮ってくださいました。

今,この写真を私が校長として発信しているFacebookのカバー写真として使わせてもらっています。

もう一つの記念品がシャローム広場の改装です。

 

予算的にステンドグラスがメインになりましたので,初年度として老朽化したベンチの木を取り,緑に塗装するだけでした。

50期生もこれを受け継いで改装を記念品にしてくれました。この改装は何年計画でと考えていたところ,コロナ禍で予算を使えなかったと奉献会と生徒会が協力を申し出てくださいました。

それで一挙に生徒の憩いの広場としての大改修の話が進みました。

 

そこに設計デザインを申し出てくださったのが関西学院大学です。

八木康夫教授が,建築を学ぶ学生や院生に呼びかけてコンペをしてくださることになりました。

写真は大学の掲示板に貼られたコンペの案内です。

そして,2月9日に11組が参加してそのコンペが開かれました。審査員は八木先生,本校教頭,高3学年主任,奉献会副会長と私が務めました。

 

 

 

 

 

 

 

どの作品も素晴らしく,私など思いもつかない斬新なアイデアも沢山ありました。

精巧な模型まで作ってくれた学生もいて,感謝の思いで一杯でした。

審査は11組の作品に対してまず審査員が持ち点5を投票して,それぞれの考えを述べて6作品に絞りました。この6作品にはその場で優秀賞など賞状を渡しました。

最優秀作品に選ばれた「ROUND」を卒業記念品として施工します。

完成はまだ先になりますが,卒業生たちには完成予想図を配りました。