2017/02/22
チャレンジ
マンガリーホールズでの英語研修も2日目です。
生徒たちはインストラクターの英語をだんだん聞き取れているようです。
5グループに分かれてアクティビティにチャレンジしていますが,私も密かに目論んでいたことがありました。
アボリジニの狩猟道具ブーメラン,かろうじて戻ってきました。
生徒たちはブーメランのペインティングも挑戦しました。
ブーメランを投げることが,ひそかな目論見ではありませんでした。
生徒たちにも一番人気のある,アブセイリングにチャレンジすることです。
アブセイリングは絶壁をロープを使って降りていくものです。
実はオーストラリアに来る前に,何人かの先生にそのことを話すと無理しないようにと言われました。
昨日は挑戦するか迷っていました。
今朝,転んで腰を打った時には,やはり断念しようと思いました。
しかし,痛みが消えていくと,ムラムラと意欲が沸いてきました。
生徒のグループに入ってチャレンジです。
ところが,いざロープを装着して崖の角に立つと,急に恐怖心が起こりました。
子どもの頃は高い所も平気で,楽々とこなしたでしょう。
でも,子どもの頃と比べると年齢も体重も何倍だと思うと,急に弱気になったのです。
本当に止めようと思いました。
しかし,インストラクターの人が優しく具体的に説明してくださり,覚悟を決めて一歩降りました。
降り始めると,それほど苦労もありませんでした。
引きつっていたかもしれない顔も,笑顔になっていきました。
無事に下まで降りると手を振る余裕も出てきました。
このチャレンジで改めて感じたことは,適切なアドバイスがどれほど人を助けるのかということ,危機に陥ってもパニックにならないこと,一歩踏み出す勇気を持つこと,そして,最後は「やればできる」でした。