優しい心を育むカトリック教育

2018/05/23

マリー・リヴィエ列福記念日

今日は,創立者マリー・リヴィエ列福記念日です。

去年もブログでそのことを取り上げましたが,36年目のお祝い日です。

「福者」は「聖人」に比べ一般的には知られていない呼称ですが,昨年は高山右近が列福されその式典の模様をテレビが取り上げましたので,ご記憶の方もおられるでしょう。

カトリック教会の話題が,マスコミに取り上げられることは滅多にありません。

最近なら,大阪の前田万葉大司教様が枢機卿に任命されるニュースがありました。

これも大きな喜びですが,次のビッグニュースはローマ法王の来日でしょうか。

 

さて,写真の胸像は,賢明学院創立25周年記念に奉献会から送られたマリー・リヴィエの像です。

像の横には銘板があり,「私は遺産として祈りの精神を残します」という創立者の言葉が刻まれています。

この像はチャペルの入り口に建っていますから,まさに相応しい言葉です。

いつも言うように信仰を強要するわけではありませんが,「ミッションスクールが生徒に与えられる最良のプレゼント」である祈りの体験は,何物にも代えがたい体験です。

朝の祈り,帰りの祈りで全校が静寂に包まれる時間を持つ時,それを実感します。

 

高校生は月曜日から中学生は火曜日から明日まで,中間考査に取り組んでいます。

学年最初のこの考査で,全員が良いスタートを切ってほしいと心から願っています。

予備校のアンケート調査でも,1学期中間考査の結果がその後の成績を左右するデータが出ています。

私はよく生徒に言います。「勉強の借金は誰も返してくれない。自分で返すしかない。」

貯金のできた中間考査であってほしいです。