優しい心を育むカトリック教育

2019/06/06

モンプザ

 

7年前に賢明の生徒たちがマリー・リヴィエの生誕地モンプザを訪問した時、きっと町の人たちは東洋人がこんなに大勢訪れたことに驚かれたと思います。

生徒たちにとっても本校に入学しなければ、生涯行くことのない場所です。

「賢明学院のルーツを探る旅」であるフランス研修旅行にとって、モンプザを訪れることは旅の中心の一つです。

訪問の様子は学校のホームページを見ていただくとして、違う内容を書きたいと思います。

私は3度目の訪問ですが、変わらない生家やピエタ像のある教会に比べ、洗礼を受けた教会まで歩く道はずいぶん整備されていました。

また、その教会も聖堂としてではなくイヴェントに使われているそうですが、床もタイル貼りになっていました。

4年の歳月を感じました。

 

過去に来た時もそれを強く感じましたが、生徒たち自身もルーツを探るという意識があるのか、説明をよく聴きます。

昨日も私はピエタ像の説明をしたのですが、生徒たちはよく話を聴いていました。

モンプザのあと行ったチュエイの最初の修道院でも、シスターの説明をしっかりと聴いていました。

こういう生徒たちの姿を見ると、遠いフランスまで来た意義を強く感じます。