2017/06/17
昨日,大阪府立体育館で体育大会がありました。
900名近い保護者も応援に駆け付けてくださり,感動的な体育大会になりました。
すでに,学校のホームページにも記事が載っていますが,私も心に残ったことを書きます。
学院のモットー"THE BEST”の精神で,生徒がどの競技にも取り組みました。
特に,クラス対抗リレーは予選,準決勝,決勝とありましたから,決勝まで行ったクラスは3回走るわけです。
きっと選手たちは,最初の種目「50メートル走」にも出場しているでしょうから4回です。
クラブ対抗リレーに出た生徒がいたなら,5回です。
5回も全力疾走することは,今の私からすれば気が遠くなる話です。
でも,予選から熱戦でした。応援の声が体育館中に響き渡ります。
その中で,順位に関係なく全力疾走する姿は尊く感じました。
10人11脚も息を合わせようと必死な姿が伝わってきました。
10秒を切るクラスもあれば,2分を超えるクラスもありました。
しかし,タイムでは測れないクラスの団結が表れていました。
昼休み前に,女子ダンス部とチアダンス部のパフォーマンスがありました。
両方のクラブとも,日頃の練習の成果が発揮された完成度の高いものでした。
この演技で引退する高3の部員も,納得のいく出来だったのではないでしょうか。
そして,私が何よりもうれしかったのは,お互いがお互いの演技に声援を送っていたことです。
ライバル意識もあるでしょう。でも,それを超えた賢明生としての一体感を感じました。
今年は昼休みを利用して,「クラブ対抗リレー」がありました。
文化系のクラブは,借り物競争の要素を入れた工夫されたリレーでした。
体育系のクラブは,まさに力と力のぶつかり合い,本気のリレーでした。
クラブの応援合戦も会場を盛り上げました。
体育大会の新しい名物になる予感があります。
午後一番の競技は,名物の「クラス対抗大縄跳び」です。
クラスの仲間と心と息と足を合わせて跳ぶ姿は,これまた美しいものでした。
トリを飾るのは,「高3男女集団演技」です。
担任団からも本番に強い学年だと聞いていましたが,まさにそうでした。
大きな拍手が沸き起こりましたが,私も心からの拍手です。
後輩たちも先輩への憧れのまなざしと共に,自分たちも高3になれば人を感動させる集団演技を見せるのだという思いになったことでしょう。
最後になりましたが,体育大会を支えてくれた裏方の生徒,先生に心から感謝します。
その人たちの力がなければ,決してスムーズな運営もできなかったことでしょう。
本当にありがとうございました。