優しい心を育むカトリック教育

2018/06/27

体育大会

1週間前の20日に大阪府立体育館で,体育大会が開かれました。

2日前には大阪府北部で大きな地震があり,本校も臨時休校の措置を取りました。

この日もその影響が残っており,また大雨警報が出る中,電車が遅れ集合に間に合わない生徒もいましたが,開会式はほぼ予定通り始めることができました。

私は開会式で前夜のサッカーワールドカップ,コロンビア戦を見ながら考えたことを話しました。

「スポーツは力を生む。スポーツは奇跡を起こす。スポーツは感動を生み出す。スポーツは人を一つにする。今日の体育大会もワールドカップに負けないような,力を生み,奇跡を起こし,感動を生み出し,そしてクラスがチームが一つになる大会にしたい。」

 

 

どの学校の体育大会にも名物競技があると思いますが,本校はまず高校のクラス対抗リレーでしょう。

中学にもスウェーデンリレーやグループ対抗リレーがあって盛り上がりますが,高校のリレーは予選,準決勝,決勝とありますから,ファイナルまで走るクラスは3回の全力疾走をするわけです。

きっとリレーに出る選手は,プログラムの最初にある50m走にも出場しているでしょう。

中にはクラブ対抗リレーに出る選手もいるかもしれません。

そうなると5回も走ります。それだけで私は敬服してしまいます。

 

次は高校の10人11脚です。10秒で走り抜けるクラスがあることは驚きでした。

もう一つはクラス対抗大縄跳びです。1回でひっかるクラスがあれば,何十回跳ぶクラスもあります。

どちらにせよ本校の体育大会は,どの種目にしろ中学生高校生とも手抜きなし”THE BEST”です。

 

 

 

見ごたえのあるパフォーマンスと言えば,女子ダンス部とチアダンス部の演技です。

特に今年は完成度が高かったと感じました。

高校3年生にとって最後の演技になる発表が,両方とも練習の成果が発揮され歓声と大きな拍手に包まれたのはうれしかったです。

 

 

  

最後は高校3年生の集団演技でした。これもすっかり伝統になりました。

前日の最終リハーサルの追い込みが効いたのか,女子,男子共に見事な集団演技になりました。

毎年,その学年らしい工夫が加えられていきます。

女子のダンスは息ぴったり,男子は笑いを誘う演技もあり,会場は割れんばかりの拍手でした。

 

この体育大会を支えているのは,多くのスポーツ系のクラブ員です。

競技だけでなく裏方でも生徒たちの力が結集して,今年の体育大会も大成功でした。