優しい心を育むカトリック教育

2021/06/26

体育大会

昨年は実施できなかった体育大会を23日に大阪府立体育会館で実施しました。

それでもコロナ禍の影響を受け、高校生だけの大会とし中学は校内で授業、保護者の観戦もしていただけませんでした。

感染防止対策としてマスク着用、検温、消毒はもちろんのこと、座席も密にならないようにしました。

例年は前日に準備を済ますのですが、今年は23日しか予約が取れませんでしたので、早朝から体育部員やクラブの生徒たちが先生方と準備をしてくれました。

準備のあと高校3年生が「集団行動」のリハーサル、最後まで入念に演技の確認をしていました。

それが終わると全員で円陣を組んで思いを一つにしました。この姿は今年の体育祭の「一つになる」を象徴しています。

 

開会式では奉献会の喜代田会長も生徒たちに激励の言葉を送ってくださいました。

開会式に続いて早速、競技が始まります。最初の50m走から”THE BEST”の精神を発揮して、熱戦が繰り広げられました。

例年よりも競技を減らし、密にならないよう内容も工夫されていました。

 

 

障害物競走は女子はバーくぐり、男子はバージャンプが最初の障害です。

それに続く袋跳びは、昨年度に中学生の賢明オリンピックでも内容に入っていましたが、グラウンドより体育館の方がやりにくそうでした。

午前の最後は、男女混合クラス対抗リレーです。生徒たちが一番燃える種目と言っていいでしょう。

1着にならなければ決勝に進めませんので、どのレースも白熱した走りを見せてくれました。

 

 

 

 

 

昼休みにはフロアにクラス旗が並べられ、コンテストの投票が行われました。

力作揃いで私もどの旗に投票するかずいぶん迷いました。

結果は閉会式で発表されましたが、虎を描いた高3のクラスが優勝しました。

 

 

 

午後の競技は綱引きで始まりました。あっけなく勝負がつく対戦もあれば一進一退の勝負もありました。

次はDon't take my rope、女子生徒が渾身の力でロープを陣地まで引き合います。

毎年、最後は残ったロープに群がって引っ張り合い見応えがあるのですが、今年は感染防止のために3人しかロープは持ってはいけないとルールの変更がありました。

成長ムカデ競争は今年の新種目です。3人から始まって9人まで増えるものでした。

こけて密にならないように片足だけをつなぐよう変更になりました。驚いたのは、つないだ足を挙げて片足ケンケンのチームがあり早かったです。

でも、これも息を合わせるのは難しかったでしょう。

競技の最後はリレーの決勝です。高3が3クラス、高1が1クラス進出しました。

写真は撮ったアングルが悪いために1着でゴールした選手が写っていませんが、右側で飛び跳ねて喜んでいるのが優勝した高3のクラスです。

 

 

 

 

 

体育大会の最後を飾るのは高3の集団行動です。今年は女子の演技から始まりました。

続いて男子の演技があり、合同のダンスまで学年の一体感を感じる集団行動でした。

ダンスの時には観客の1,2年生も手拍子で盛り上げ、会場が一つになるのを例年以上に感じました。

高3の生徒たちはリーダーを中心に、自分たちが納得できる集団行動にしようとこの日まで練習を重ねてきました。

すごい達成感があったと思います。閉会式後の記念撮影でみんないい顔をしていました。

集団行動の映像は編集したものを作ると聞いています。

 

閉会式でクラス対抗の結果発表があり、高2のクラスが総合優勝しました。

でも、どの生徒にも満足感があったと思いますし、やはり行事は生徒を生き生きさせると改めて感じました。