優しい心を育むカトリック教育

2018/06/29

全国カトリック学校 校長・教頭合同研修会

先週の21,22日,「全国カトリック学校 校長・教頭合同研修会」が大阪で開かれました。

明星,星光,城星と本校の4校が幹事校として,1年半前から準備を進めてきました。

全国から130名近くが集まる大きな研修会です。

今年は「21世紀を生き抜くカトリック学校」というテーマで,フランシスコ会の本田哲郎神父様の基調講演と大阪の学校が3本の実践報告をしました。

本校も,「一人ひとりを開花させる教育 ―4から100へ 賢明学院の通信制課程ー」を報告しました。

まず,私が通信制課程を始めるにあたっての経緯と理念を話し,カトリック教育のチャレンジとして皆さんの学校も通信制課程を開設しませんかと呼びかけました。

続いて,通信制課程教頭長瀬先生がパワーポイントを使って,具体的な教育活動を説明しました。

最後は3名の生徒・卒業生の本音トークです。

この研修会に私は17年間参加していますが,生徒が報告に出たのは初めてでした。

平日に行われる研修会ですから,通信制の生徒なのでこういうことが可能でした。

本音トークは,通信制の学校説明会でも生徒たちが交代でしてくれています。

この本音トークのおかげで私たちの報告は大変好評でした。

 

 

研修会の最後にいつもミサがあります。

今回は玉造の聖マリア大聖堂で,前田万葉大司教様の主司式で行われました。

城星の聖歌隊も参加して,天使の歌声を聞かせてくれました。

来年は九州で研修会が開かれます。

 

そう言えばご存知だと思いますが,前田大司教様は日本人として6人目の枢機卿に任命されました。

昨日ローマで,フランシスコ法王から枢機卿の親任を受けられました。