2018/02/07
六和高級中学修了式
2日から本校を訪問している六和高級中学との交流も今日が最終日,放課後にチャペルで修了式が行われました。
5日間のプログラムを終えた修了証書を,一人ひとりに私から手渡しました。
生徒たちの笑顔を見ていると,賢明で本当に素晴らしい体験をしてくれたのが分かります。
友だちも沢山できたでしょう。見ていると何人かは制服のネクタイを交換していました。
修了式の最後には本校生も入って記念写真。でも,それが終わってからも別れを惜しんで写真を撮り続けていました。
短い期間だったにもかかわらず素敵な想い出を一杯つくり,賢明に来てよかったと感じてもらえたのは私にとっても大きな喜びです。
活動の様子は本校のホームページでも紹介されています。
台湾では昨日大きな地震があり被害が出ています。
私も挨拶の最初にお見舞いの言葉を述べましたが,地震のあった花蓮は200キロほど離れているので六和の皆さんには直接の被害はなかったようです。
しかし,今回すでにネットでは東日本大震災でお世話になった台湾の皆さんに恩返しをしようという声が上がっています。
グローバル時代の意味はここにあると感じました。
100年前ならそのニュースすら伝わってこなかったかもしれません。
今は世界の出来事がすぐに伝わり,そして私たちが手を差し伸べる手段が必ずあります。
被害に遭われた方々の痛みを,私たちも共有して行動を起こすことができます。
本校も何ができるか生徒たちと考えていきたいです。
六和の皆さんは10日まで日本におられます。
残りの行程も充実したものになるよう,そして無事に帰国されることを心から祈ります。
何度も振り返って手を振る姿が,目に焼き付いています。