優しい心を育むカトリック教育

2021/06/07

恐竜

  

恐竜が大好きというかマニアと呼んでいいような生徒もきっといると思います。

私も好きです。恐竜博物館や恐竜展があれば必ず見ます。昨日も滋賀県の佐川美術館で開かれている大恐竜展へ行きました。

私が恐竜のことでまず思うのは、彼らが地上に君臨していた期間の長さです。

恐竜は今から約2億3千万年前、三畳紀の半ばに誕生し、およそ1億6千万年間繁栄したと言われています。

人類が文字を持った歴史時代が5千年ですから、1万年という時間ならまだ想像できます。

でも、1億年と言われると全くピンときません。

人類の歴史が5百万年ですから、恐竜の足元にも及びません。

 

最近、恐竜の研究が画期的に進んでいる話はよく聞きますし、日本でも新種の恐竜が発見されています。

新種の恐竜は年間40種ほど世界で発見されるそうですが、まだまだ私たちが知らないことの方がずっと多いのでしょう。

絶滅の理由も隕石の衝突が有力な説ですが、解明されていない謎がいろいろあります。

最新の研究で面白いと感じるのは、以前は地味な爬虫類のイメージだった恐竜が羽毛に覆われていたり、カラフルな色をしていることです。

ティラノサウルスも毛むくじゃらだったという研究もあるそうですから、「ジェラシック・パーク」のシリーズも制作し直さねばなりません。

 

さて、大恐竜展は今週で会期が終わりますが、結構見応えがありました。

中でも、「ネオヴェナトル」の生体ロボットは動きもし吠えもするので、小さな子どもが泣き出すほど迫力がありました。