優しい心を育むカトリック教育

2019/05/03

東京出張

私は年に2回、必ず東京へ出張する時期があります。4月28~30日と12月26~28日です。

前者はカトリック学校の「校長・理事長・総長管区長の集い」と「カトリック学校に奉職する教職員のための養成塾 卒塾生の集い」です。

後者は養成塾の冬合宿です。

今までこのブログで紹介したこともあります。

 

今年の「校長・理事長・総長管区長の集い」では、「識別」を体験しました。イエズス会の李聖一神父様の指導で、私の分科会では「女子校が共学化する」ことの識別をしました。

私はファシリテーターに指名されたいたのですが、初めて「識別」するので戸惑いがありました。

でも、分科会の先生方の協力もあり、個人の振り返りと分かち合いを繰り返しながら進めることができました。

写真は最後のミサですが、カトリックの研修はほとんどミサで終わります。それはそこから派遣されることを意味しています。

前田万葉枢機卿様の主司式で、7名の神父様が共同司式されました。

 

 

「卒塾生の集い」の初日には、ロールプレイがありました。

実は、養成塾のスタッフは中々の名優揃いで、1年の最初の養成塾と夏合宿でロールプレイをしてきました。

今回の内容は、「公立校から来た校長の方針に対して先生たちが意見を戦わす」と言うものでした。

これはいくつかのカトリック学校が直面している現実の問題です。

 

2日目は現役校長の生の声を聴くという企画で、私も話をさせてもらいました。

今までにもこのような話をさせてもらうことがありましたが、必ず話すことは校長になって「祈りの人」になったということです。

そして、私は祈ることのできるカトリック学校の世界にいることを、本当に幸せに思います。

 

この集いも最後はミサです。

私が薫陶を受けている森司教様の司式でした。