優しい心を育むカトリック教育

2022/01/21

白川郷

 

 

先週、中学2年の研修旅行の下見に担任の先生一人と岐阜を訪れました。

先ずは、各務原市にある「アクア・トトぎふ」へ行きました。ここは東海北陸自動車道の川島PAに隣接している、世界最大級の淡水魚水族館です。

私はその存在すら知りませんでしたが、確かに規模が大きく世界の淡水魚には大型のものもおり、見応えがありました。

ここでは見学前にレクチャーもあり、生徒たちの学びの場として相応しいと感じました。

 

 

 

アクア・トトから目的地であるトヨタ白川郷自然學校へ向かいました。

大雪の影響は覚悟していましたが、郡上八幡から高速が通行止めとなり下道を走ることになりました。

そもそもこの下見は、12月に行く予定を雪がある時にと1ヶ月遅らせました。

公共交通機関で行くことを指示しましたが、それではアクア・トトに寄ったりするのに大変な時間がかかると言うので、私が車を出すと言ってしまいました。

私は昔、スキーによく行っていたこともあり雪道は慣れていますし、実は雪道を走るのが大好きです。

それで高速よりも時間はかかりましたが、思っていたよりも早く暗くなる前に自然學校へ着きました。

 

ここでは打合せだけでなく、ナイトハイクは実際に体験することにしていました。

プラスティック製のカンジキを履き、森の中へ入っていきます。

ラッセル跡の写真では分かりにくいかもしれませんが、新雪だけで1メートル近く積もっている所を行くのです。

スタッフの人が私を見かねて、目的の場所の5分の1しか行っていませんがと言って、そこでする予定の雪玉ランタンを作ってくれました。

ナイトハイクは生徒たちにとっても忘れられない体験になると思います。

 

 

 

翌日は雪に埋もれる白川郷集落を見学しました。観光客もほとんどおらず店も閉まっていました。

何十年か前の夏に訪れたことがありましたが、その時の印象とは全く違います。でも、次に来るならまた雪の季節だと思いました。

帰りは東海北陸道が通行止めのままでしたので、北陸自動車道を走りました。2日間で760キロの走行は二十歳代以来です。

オミクロン株が猛威を振るっていますが、生徒にとっても貴重な体験になるであろう研修旅行が実現できればと願います。