2017/09/29
今日から秋麗祭(文化祭)が始まりました。
校門付近は中学3年生が装飾を担当,雰囲気を盛り上げてくれています。
私はパンフレットに次のような挨拶を寄せました。
例年よりも過ごしやすかった9月の締めくくりに,今年の「秋麗祭」が行われます。初めてこの名前を聞いた時,こんな美しい名前の文化祭はないと感じました。秋には勉強の秋,スポーツの秋など様々な呼び名があるように,暑さで動きが鈍かった体も脳も活発に活動する季節です。まさに1年で一番麗しい時季でしょう。
今年の秋麗祭のテーマは「空前絶後の秋麗祭!!細胞レベルでenjoyしてる?」です。このテーマを考えてくれた人たちは,空前絶後の秋麗祭をつくり出すぞという意気込みを込めたと思います。また,「細胞レベル」という言葉にも強い意志を感じます。秋麗祭は「祭」でもあるわけですから,当然enjoyして盛り上がってほしいです。でも,「文化」の祭典でもあるわけですから,そこにも皆で協力して「共につくる」努力が必要でしょう。
今年の秋麗祭は金曜日土曜日で開催される初めての秋麗祭かもしれません。そして,初日はコーラスコンクールだけが行われます。クラスでの合唱練習がいつもうまくいったわけではないでしょう。時には意見の衝突があったり,不平不満が出たり,練習に真剣に参加しない人もいたかもしれません。しかし,一つの目標に向けて皆のベクトルが同じ方向を向いた時に,予想を超えるパワーが生み出されることを経験した人も必ずいるはずです。どんなハーモニーを聴かせてくれるか,楽しみにしています。また,一般公開日にクラス,クラブ,有志で模擬店や発表を計画している人たちも,予想を超えるパワーが生み出される経験をしてほしいです。
最後になりましたが,今年も通信制課程の生徒たちが参加します。まだ今年は雰囲気を味わってもらうだけになるでしょうが,昨年も書いたように,いつか秋麗祭が全日制課程と通信制課程の交流の場,共につくり上げていく文化祭になればと夢見ています。先生たちもそこに加わり,盛り上げていきたいです。
さあ,笑顔のあふれた秋麗祭にしていきましょう。
コーラスコンクールは,クラス対抗で学年の優勝を競います。
どのクラスも熱唱で,練習の成果が表れていました。
賞を取ったクラスもそうでないクラスも,美しいハーモニーを私の心に届けてくれました。
最後は中学1年生が登場です。
学年全体で「ビー・アワー・ゲスト」を振りを付けて歌いました。
登場した時から先輩たちの声援がすごかったです。
歌い終わった時の割れんばかりの拍手に,先輩たちの暖かい想いと賢明生としての一体感を感じました。
明日は一般公開日です。
おもてなしの心で皆様をお迎えしたいです。