優しい心を育むカトリック教育

2017/11/20

結婚式・披露宴

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(写真はイメージです。)

若い先生が多いからでしょう,本学院は結婚ラッシュ。昨年から10人以上の先生方が結婚しました。

私は毎年,新任研修で「カトリック学校における性教育」の講話をしますが,その時にアンケートを取ります。

「一般論として,結婚についてどう考えていますか?」の質問に,年々「結婚しなくてもよい」が増えています。

結婚しない生き方は修道者の例を挙げるまでもなく,個人の選択だと私も考えています。

でも,「あなたは結婚したいですか?」の質問には,恋愛結婚を望む人が多いです。

 

私も結婚式・披露宴に招待していただくことが多いですが,昔とは大きく様変わりしたと感じます。

まず,先に入籍を済ませて,結婚式・披露宴は半年後1年後というのが多くなりました。

次に,媒酌人がいなくなりました。

昔は媒酌人の挨拶から披露宴が始まりましたが,今は新郎のウエルカムスピーチからです。

友人のスピーチや余興が減って,新郎新婦が作ったムービーが中心です。

それは皆でお祝いの食事を楽しむことが,コンセプトになっているからでしょう。

だから,食事がおいしくなりました。

 

結婚式は,チャペルで行われるキリスト教(プロテスタント)式が断然多いです。

面白いことにどの結婚式場でも共通点があります。

それは牧師さんが外国人で,日本語の話し方がすごくよく似ています。

それと何故か祈りの言葉が英語です。

神父さんを呼んでカトリックの結婚式もいいと思いますが。

 

幸せな人を見ると,こちらまで幸せになります。

昨日も披露宴で幸せな二人を見て,私もハッピーでした。

ちなみに職員朝礼などで結婚の報告は「私事ですが」の決まり文句で始まるのですが,昨年の7月に一度に4人の先生方が報告した日がありました。

私の40年近い教員生活の中で,そんなおめでたい日はその日だけです。