優しい心を育むカトリック教育

2020/06/24

誕生月の祈り

 

今日は今年度最初の「誕生月の祈り」が行われました。

今年の聖書の箇所は,マタイ福音書6:26の「空の鳥を見なさい。種も蒔かず,刈り入れもせず,倉に納めもしない。だが,あなたがたの天の父は鳥を養ってくださる。まして,あなたがたは,鳥より優れた者ではないか。」です。

それに合わせて聖歌は「ごらんよ空の鳥」です。

今年度から髙畠理事長がお話をしてくださいます。今日は誕生日を祝うことについて話してくださいました。

そして,祈りの集いの終わりには祝福をしてくださいました。皆はそれに合わせて十字を切ります。

 

担任の先生がメッセージを書いたカードと共に,今年のプレゼントは「τ」(タウ)の十字架です。

アシジのフランシスコがこの十字架を用いました。

これについては中原先生が5月27日のブログに詳しく書いておられるので,そちらをお読みください。

誕生月の祈りから話がそれますが,中原先生のブログを読んで驚いたのがアシジの町で一番気に入っているのはステファノ教会だと書いておられることでした。

実は私もそうです。今までそんなことを先生と話したことがありません。

もう一つ,中原先生がブログで「聖クリストフォロ」について書いておられますが,私の霊名(クリスチャンネーム)です。おそらく中原先生はご存知ないと思います。

 

今年は最後に聖歌を歌う替わりに,フランシスコが作った「平和を求める祈り」を唱えます。

 

わたしをあなたの平和の道具としてお使いください。
憎しみのあるところに愛を、
いさかいのあるところにゆるしを、
分裂のあるところに一致を、
疑惑のあるところに信仰を、
誤っているところに真理を、
絶望のあるところに希望を、
闇に光を、悲しみのあるところに喜びを
もたらすものをしてください。
慰められるよりは慰めることを、
理解されるよりは理解することを、
愛されるよりは愛することを、
私が求めますように。
わたしたちは、与えるから受け、ゆるすからゆるされ、
自分を捨てて死に、
永遠のいのちをいただくのですから。