優しい心を育むカトリック教育

2017/05/22

近畿カトリック学校養成塾

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先週15日に東京の養成塾のことを書きましたが,20日には大阪梅田教会で「近畿カトリック学校養成塾」がありました。

東京は9期でしたが,大阪は6期のスタートです。

講師は長崎南山中学高等学校校長の西経一神父様,テーマは「カトリック学校の使命」です。

本校にも3年前の「一日静修」の指導で,2年前の「宗教講演会」の講師で西神父様が来てくださいました。

西神父様の軽妙かつ深いお話はファンも多く,全国のカトリック学校,教会,修道院で講演や黙想指導をされています。

その笑いあり,涙ありのお話は,心に深く残ります。

 

今回のお話は,次のような内容でした。

この世界は「交換」の原理で動いている。お金を出すから商品が買える。働くから報酬がある。

カトリック学校も,子どもたちが社会で生き抜く力を育てないと駄目だから,この原理は無視できない。

しかし,「目には目を,歯には歯を」という交換の原理に対して,イエスは「右の頬を打たれたら左の頬も出しなさい」という交換の原理を破ることを教えた。

カトリック学校の建学の精神も,実は交換の原理を破る世界だということに気付いてほしい。

 

昨日は,大阪全ての私立中学校62校が参加して,グランキューブ大阪で「大阪私立中学校フェア」がありました。

本校もありがたいことに,途切れることなく相談者の方が続きました。

昨年までとの違いは,本校から2名のネイティヴの先生も参加していたのですが,彼女たちと英会話を楽しむ小学生が何人もいたことです。

私が学校の説明をした親子の中にも,英語が大好きと言って彼女たちと話す5年生がいました。

ぜひ,英語が伸びる本校の環境の中で,益々英語が好きになってほしいと感じました。