優しい心を育むカトリック教育

2021/02/02

追悼祈りの集い

 

 

昨日は,リヴィエホール・アリーナで昨年2月1日に事故で亡くなった佐野一樹君の追悼祈りの集いが行われました。

大切な仲間を亡くした高校3年生は,深い悲しみと大きな喪失感を味わいました。

気持ちの整理ができないまま1年を過ごした生徒もいます。

司式をしてくださった髙畠理事長は,「人間には二度の誕生がある。一度はお母さんのお腹で中で守られて育っていたのに,私がたちが『出産』と呼んでいる外の世界へ誕生すること。一度は『死』と呼んでいる神の国への誕生だ。」と話してくださいました。

生徒代表の佐野君への手紙もクラス代表の共同祈願も,佐野君への感謝の言葉があふれていました。

高3生徒全員,そして先生たちによる献花が行われ,献花台の上には200本の白いカーネーションが手向けられました。

佐野一樹君のご冥福を祈り,ご遺族の上にも大きな慰めがあることを願った追悼祈りの集い,生徒たち自身も生と死の深い意味を考える機会となりました。