優しい心を育むカトリック教育

2020/03/10

通信制課程大学合格実績

 

例年,通信制課程の掲示板に貼られていた「通信制課程大学合格実績」を1階の掲示板にも張ってもらいました。

通信制の生徒たちの頑張りは全日制の生徒にも励みになるでしょう。

競争するわけではありませんが,同じ賢明生の努力の結果をお互い讃えることができればと思います。

前回も書きましたが,今年は慶応大学文学部に合格した生徒がいます。

自分の進むべき道をはっきり見据え,音楽大学や芸術大学へ進んだ生徒もいます。

指定校推薦を使って志望大学へ進んだ生徒もいます。

専門的な技術を身につけるために専門学校へ進む生徒,いち早く就職して社会に飛び出す生徒もいます。

人数は少なくても,進路に向けて努力した結果が全日制より幅広いかもしれません。

 

生徒がいない校舎に響く子どもの声は,先生方が連れてきているお子さんです。

何人かの先生がお子さんと一緒に出勤されています。

図書室で本を読んだり,DVDを観たり,部屋でゆっくり時間を過ごしたり,時にはグラウンドで遊ぶ声も聞こえてきます。

この子どもたちも少しでも早く学校や幼稚園に戻れるように,新型コロナウイルス感染が終息することを祈ります。

 

生徒のいない校舎を歩きました。

教室をのぞくと荷物がほとんどない教室がありました。

先月29日に登校した時に2週間の休みになるので,早々と担任が家に持ち帰るように指示したのでしょう。

公立学校の生徒たちが,先月末に山のような荷物を持って帰るのも見ました。

子どもたちは家でどのように過ごしているのでしょうか。

今朝の新聞にも載っていましたが,スマホゲームの依存症にならないように注意してほしいです。

それにしても,生徒のいない学校は無観客のプロスポーツと同じように非日常を強く感じます。