2017/10/20
昨日は通信制課程の遠足で,滋賀県守山市にある「びわこスカイアドベンチャー」へ行きました。
小雨が降っていたためレインコートを着て始めましたが,その内に雨もやみました。
高さ8メートルにある空中アスレチックに挑戦です。命綱を装着してスタート。
最初から悲鳴が聞こえてきます。
それでも皆,勇気を出して一歩を踏み出しました。
私が17日のブログで書いた始業式の話どおりです。
「人が困難にぶつかった時,適切なアドバイスがいかにその人を助けるか,危機に陥ってもパニックにならずに対応すれば必ず道が開けること,一歩を踏み出す勇気を持つ大切さ,そして,自分が乗り越えた困難は次の機会にはさほど大きな困難ではなくなる」
インストラクターやクラスメートの声援に励まされ,一歩一歩前進です。
実は,私もチャレンジしました。意欲満々です。
何しろ,私には上に書いたアブセーリングで得た教訓があるから,やれると思っていました。
私には,日本一長い谷瀬の吊り橋を走って渡るという特技があるので,やれると思っていました。
怖さを乗り越えて,ゆっくりゆっくり前進です。
ところが,思わぬ落とし穴がありました。
最初の「ジグザグブリッジ」を渡っただけで息が上がってしまいました。
恐怖感から要らぬところに力が入り,体力を使ってしまったのです。
少し休んで,次の「スインギングステップ」を進みました。
しかし,これを渡りきったところで情けなくもギィブアップ,生徒たちに先へ行ってもらいました。
生徒たちはすごかったです。
私よりも100倍怖がっていた女子生徒を含め,全員がゴールしました。
言葉で表せないほどの達成感があったと思います。
脱落者は私だけ,年甲斐もなく無謀な挑戦をしたとは思っていませんが,如何せん体重が重すぎたと気付かされました。
すいすいと渡っていく男子生徒を見て,私だって高校生の時は今の半分くらいの体重だったから,あのくらいはやれたと負け惜しみを心の中で言いました。
弁当を食べてからは,3つのグループで「チームビルド」に取り組みました。
インストラクターの指導でいろんなエクササイズを楽しみました。
だんだんと会話や笑顔が増えていって,チームの気持ちが一つになって行きます。
楽しい時間はあっと言う間に過ぎて,グループで写真を撮って退所式です。
退所式では生徒の代表が感謝の言葉を述べました。
達成感と一体感が体験できた貴重な4時間になりました。