優しい心を育むカトリック教育

2018/09/01

防災の日

今日は防災の日です。

この日が1923年9月1日に起こった関東大震災にちなんだものであることを,生徒たちはどのくらい知っているのでしょう。

今朝は防災の日を私たちが強く意識するためではないでしょうが,堺は6時台にすさまじい雷雨がありました。

私も家で20分位待機して出勤しました。

 

 

 

さて,先週24日に教職員と保護者約150名が参加して防災研修会が開かれました。

講師は以前からお世話になっている,防災士の湯井恵美子(ぬくいえみこ)先生です。

まず,パワーポイントを使って,「賢明学院の災害事業計画を作る」と題した講演がありました。

大阪北部地震や熊本地震の被害について説明されながら,学校としてどんな準備をしていけばいいか説明してくださいました。

私がそのお話の中で一番心に残ったのは,「自宅も被災した時,家族の安全を確保した上でいち早く学校へ駆けつけるには,被害を最小限にとどめる備えをしておく必要があり,先生方にはその責任がある」という言葉でした。

講演の後はワークショップです。最初からグループに分かれて座っていましたが,先生の指示に従って個人の作業,グル-プの作業を進めていきます。

その中で学校には児童生徒,教職員の命を守る行動と共に,地域とのつながりを強めていく重要さを痛感しました。

私学はどうしても地域とのつながりが薄くなりがちなので,避難所指定を受けている近くの公立小学校とも連携しなくてはと感じました。

 

研修の最後にはアルファ化米などの防災ランチを食べました。

これらは湯なら20分,水なら60分でできあがるもので,種類も多く中々美味しかったです。

あちこちで,牛丼がおいしい,ドライカレーがいける,さっぱり系の青菜ご飯が一番いいなどの声が聞こえていました。

今日はNHKスペシャルで「南海トラフ巨大地震」の放送が9時からあります。

「備えあれば憂いなし」の言葉のように情報も収集し,それに対する準備をしたいと考えています。