2018/01/27

実は，私は高校野球に関心のない人間です。

そんな私が一度だけ甲子園へ応援に行ったことがあります。

今から４年前２０１４年の選抜大会に，東北代表として宮城県気仙沼市にある東陵高校が出場した時です。

東日本大震災のボランティア活動でご縁のできた東陵高校から，近畿のカトリック学校に応援依頼がありました。

本校もすぐ応援に行くことを決めました。

そして，東陵高校にはチア部がないと聞き，本校のチアダンス部が城星高校と一緒に応援することになりました。

本校には野球部がありませんから，甲子園で応援できるというのはチアダンス部にとっても夢のような話です。

当日は，テレビや新聞からも取材を受け，近畿のカトリック学校が友情応援していることが報じられました。

さて今日，高校野球のことを話題に取り上げたのは，私の母校滋賀県立膳所高校が２１世紀枠で甲子園に出ると決まったからです。

昨年は同じカトリック学校である京都の洛星高校が出場するかもしれないというので，報道陣も多く詰めかけたと校長先生から伺いました。

今年母校が出る可能性があるなんて，全く知りませんでした。

さらに滋賀県人にとって，滋賀から３校も出場するなんて夢のまた夢の話です。

私が高校生くらいまでは，滋賀は京都と合わせて１校しか出場できませんでした。

滋賀で優勝してもことごとく京都代表例えば平安高校に敗れ，甲子園には出場できませんでした。

今回，滋賀から出場する近江高校は野球の強豪校ですが，膳所高校と彦根東高校は所謂進学校と呼ばれている高校です。

この２校が同時に出場するのも，滋賀県人にとって驚きも驚き，信じられない話です。

膳所高校はまだ甲子園で勝っていません。ぜひ，初勝利を挙げてほしいものです。