優しい心を育むカトリック教育

2020/10/05

黒島

先週,通信制課程研修旅行の下見に八重山諸島へ行きました。

メインは今年コースに加わった黒島を見ることです。石垣島から高速艇で30分の島です。

あいにくの雨で写真では分かりにくいですが,真っ平らな島です。珊瑚礁が隆起して出来ました。近くの竹富島もそうです。

ハートの形をしているのでハートアイランドと呼ばれていますが,カップルの観光客が多かったわけではありません。

何もない所です。あるのはゆっくりとした時間の流れと人の暖かさと牛です。牛が人の10倍以上います。

石垣牛を育てているのですかと尋ねると,仔牛として全国に売られるのですと言う答え。ですから,島内には母牛ばかりがいます。

 

 

海はきれいです。雨で海の色がさえませんが,海に潜れば美しいサンゴも見られます。

潮の流れで遊泳禁止の場所もありますが,南の島でのマリンスポーツは楽しみの一つでしょう。

もう一つ,植生の違いが面白いです。関西では見ることのできない植物がたくさん生えています。

 

 

 

黒島へ行った人が必ず訪れるのが,「黒島研究所」です。ウミガメなどの生態研究をしています。

受付の女性は高知大学の大学院生で,黒島に滞在して研究しているそうです。

研究員の亀田さんはいかにも動物好きといった感じで,話がとっても面白かったです。

小さな研究所ですがサメやヤシガニなども飼っていて,生徒たちが興味を持ってくれればと思いました。

 

 

 

生徒たちが行った時には島の人たちの暖かさに触れ,牛のモモを豪快に焼くBBQを想い出に残してほしいです。

私も案内してくださった方に三線を聴かせていただきましたが,これも八重山へ来た雰囲気を盛り上げるでしょう。

私自身いつか再訪してのんびりした時間を過ごしたいです。

奄美大島につながる魅力を感じた島でした。