優しい心を育むカトリック教育

2019/07/24

1学期終業式

20日土曜日に1学期終業式がありました。

昨年は酷暑の中での終業式でしたが,今年は梅雨明けしないままでした。

校長ブログも6月からペースダウンしてしまい,学校の詳しい状況をお伝えできませんでした。

特に7月に入ってからは,関西学院大学との協定で”REBORN”する姿をどのようにお知らせしていくか,連日会議をしていました。

18日の調印まで秘密保持の約束をしていましたので,19日に塾と公立中学校へDMを送りました。

そして,20日の終業式で生徒たちに伝え,保護者の皆様にプリントを出しました。

 

この日,堺市産業振興センターで行われた合同説明会で,やっと受験生の皆さんに協定のことをお知らせできました。

学校案内も新しいものをお渡しできました。

この日までの説明会では現在のコースを入れた仮の学校案内をお配りしていました。

もし,それをお持ちの方は来月の私立学校展の時にでも,新しいパンフレットをお取りください。

 

さて,終業式ではこんな話をしました。

1学期を振り返ると,行事としては高2フランス研修旅行と体育大会のことが心に残る。7月初めに出たBULLETINでこの二つのことを書いたが,そこでこんな表現をした。「気持ちのよい体育大会」。実はフランス研修旅行も「気持ちのよい研修旅行」だった。

何故そう思えたかというと,体育大会は今までも競技に対してTHE BESTの精神そのものだったが,今年はそれに真剣な応援が加わった。

それと,クラブ員が気持ちよく運営の手伝いをしてくれたので,運営が年々スムーズになっている。改めて手伝ってくれた皆さんにお礼を言いたい。

研修旅行も高2が前向きな姿勢で参加し,ルルドのロウソク行列も沢山の人が積極的に奉仕してくれた。

これは「奉献会会報」に書いたが,ロウソク行列の後で堺の方に出会った時,その方が「賢明学院ですよね」と,堺の自慢であるかのように声をかけてくださったことも忘れられない。

もう一つ,私が「気持ちのよい」と感じたのは,生徒のみんなが体育大会にしても研修旅行にしても楽しんでいるなと思ったからだ。学校生活で苦しいことも乗り越えてほしい。しかし,同じように楽しい体験,想い出に残る体験をしてほしい。

さらに,「気持ちのよい」で思い出すのは,この1学期中に何人かのお客様と共に校内を案内する機会が何度かあった。その時,みんなが気持ちのよい挨拶をしてくれたので,お客様がみんなのことをほめちぎっていた。

相手に気持ちがよいと感じてもらうのは,賢明生の姿だ。残念ながら登下校の様子で苦情をもらうことがあった。しかし,みんなは少し意識して行動すれば周りの人に好感を持たれる中学生であり,高校生だ。

そのことも忘れず,この夏休みを送ってほしい