優しい心を育むカトリック教育

2020/09/01

2学期

 

先週8月25日から2学期が始まっています。

そのことをブログに書こうと思いながら先週は時間が取れませんでした。

生徒たちも元気に登校しています。1学期と同じくサーマルカメラで検温してから教室へ。

1枚目の写真,朝の祈りは静かな雰囲気の中,一日のスタートが切られます。

 

始業式は放送でした。私は夏休みを振り返りながら高3の集団行動や自分の休みについて話しました。

私も毎年5つ6つある出張が全て中止になり,例年より家にいる時間が長い夏休みになったけれど,週に1回か2回zoomの会議や研修が入ったこと。オンラインで済ますことができるのはコロナ禍がもたらした新しい形であること。東京を中心に全国各地の人とオンラインでつながれるのは便利だと思ったが,便利さの反面,リアルでの交流には残念ながら及ばないというのも経験したことを話しました

新型コロナウイルスの感染の収束が見えない中で,リアルでの人と人の関わりをいつ戻せるのかと思いました。

 

先週から教育実習も始まっています。7人の実習生が来ていますが,2枚目の写真はその一人です。

卒業生たちも4年経ってすっかり大人です。

初日に私も短い講話をしました。実習が終わった時により先生になりたいという気持ちが強まっていたなら実習は成功だと,毎年話します。

 

2学期が始まって1週間,校内を回って感じることは例年よりも生徒たちが勉強に集中していることです。

残念なことに9月に延期した体育大会も9月末にある秋麗祭(文化祭)も中止しました。

その分勉強に集中して,それによる充実感,達成感を経験してほしいと始業式の放送で話しましたが,まさにその私の願いを実現してくれています。

寝ている生徒も私語をしている生徒もいません。

換気のためにドアを開けていますが,私がそっと教室に入っても気付く生徒はほとんどいません。

それだけ授業に集中しているということでしょう。

今年の秋は「勉強の秋」です。