優しい心を育むカトリック教育

2018/10/12

AI時代

今朝はいつもより15分遅いバスに乗りました。

私が単身赴任している堺東は学校へ向かうバスが,朝は5分おきに出るので大変便利です。

バスには小学生が何人も乗っていました。

学校のことなど楽しい話声が聞こえてきましたが,その内に大人の口調で「疲れた~」という声がしました。

確かに今の子どもたちは塾やお稽古ごとで大変な毎日を送っているのかもしれません。

それで思い出したのは,先日からAI時代の番組をいくつか見たことです。

よく言われているように,今後AIによって失われる職業が沢山あります。それに抗議するアメリカのデモも報じられていました。

 

6日にあった中学入試説明会でAI時代のことを話題に取り上げました。

AIの発達を身近に感じられる時代になりました。例えば,天気予報の精度が上がったこともそうです。

番組でAIが犯罪予測をして,警察がその地域に向かうアメリカの様子を紹介していました。

果たして,今の小学生が大人になる時代はどうなっているのか予測がつきません。

自分が何のために生きているのかを見失う人が増えるかもしれません。

だからこそ,ぶれない価値観を持った学校で学ぶことがより大切になってくるのではないでしょうか。

どんなに優秀な人であっても,AIに仕事を奪われ人生の意味を見失い絶望してしまっては意味がありません。

「祈る。学ぶ。奉仕する」を校訓とする賢明学院には,人生の大きな問いに対する答えが沢山あると思っています。