優しい心を育むカトリック教育

2019/10/11

BULLETIN 10月号 「秋麗祭」

今年は「令和初の秋麗祭~Break the sky limit 限界を超えろ!~」をテーマに,先月の27,28日に秋麗祭が開催されました。私は挨拶文に次のことを書きました。「私たちはつい自分で限界を作ってしまいます。ここまでしかできない,これ以上は無理だとか。でも,無限の可能性を持っている皆さんは,その気になれば限界を超えることは難しいことではありません。もしかして,一人では難しくても仲間で力を合わせればそれが叶うこともあるでしょう。クラスで,クラブで,また有志の仲間でそのチャレンジをしてほしいです。そして,このチャレンジが一体感を生み出すのです。」

 

その姿を初日のコーラスコンクールから見ることができました。毎年,内容が見直されており,今年はコンクールが高校1,2年生だけとなり,中学生はコーラスフェステイバルとして,学年の発表がありました。それと,最も美しいハーモニーを聴かせてくれたクラスに「校長賞」を出すことになりました。今年もまたレベルが上がりました。昨年もそのことを感じましたが,男子生徒の歌声が女子生徒に負けないほどで,特に2年生はどのクラスも美しいハーモニーを聞かせてくれました。

 

中学生は「映像と歌でつなぐ,ディズニー映画の世界」と題して,聞き覚えのある曲をメドレーで披露してくれました。中3の女子のコーラスから始まり,中2中3全員による「愛を感じて」まで,次々とディズニーの世界を堪能しました。そして,フィナーレは今年も中1の「Be our Guest」です。歌と振り付けに場内の盛り上がりは最高潮。終わると場内拍手喝采,もしかして1年の中で一番賢明生の一体感を感じる時かもしれません。

2日目は一般公開日です。先ず,生徒たちだけがリヴィエホールに集合し,オープニングは生徒会のパフォーマンスです。続いて,3ヶ月と一年の海外留学の報告がありました。それぞれ貴重な体験をしっかりとプレゼンテーションをしてくれました。話を聴いていた中学生たちにも留学の魅力が十分伝わったと思います。ここでいったん解散,アリーナではクラブ,有志の発表,校舎では模擬店,展示,装飾が楽しめます。今年も模擬店の装飾が凝っていました。今年は模擬店のテーマが韓国とフランスだったので,それに沿った装飾でした。

 

 

  

 

また,奉献会には例年のように昼食の用意をしていただきました。それと,閉会式恒例のサプライズ?!も準備していただきました。今年はお笑いコンビ祇園とシャンプーハットさんが登場,思いっきり笑いました。奉献会の皆様,ありがとうございました。

生徒会を中心に生徒が作り出した秋麗祭,まさに限界を超えるものとなりました。心から拍手を送りたいです。2日間,ご来場くださった保護者の皆様もありがとうございました。

(校長ブログにはさらに多くの写真を載せています。そちらもご覧ください。)